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YouTubeコンセプトの決め方と具体例

分析ニキです。

「YOUTUBEを始めようとしているけど、どういうコンセプトが良いのか?分からない」

「動画を投稿しても、全然伸びない…」

と、まだ始めていないけどすでに諦めかけている方や、動画投稿しても100再生もされず諦めかけている方に向けて、具体的な事例も交えて答えを教えていこうと思います。

逆にこのコンセプトの決め方を知らないと、いつまでたっても再生されず無駄な時間とお金を浪費してしまうので、気を付けましょう。

実際に「YOUTUBEは100本投稿してから」という時代もありましたが、今は初動の10本で伸びるチャンネルかどうかは、判断できる時代になっています。

よって、実は投稿後にゴチャゴチャ分析するというよりは、投稿前にどれだけチャンネルをリサーチしてコンセプトを決めていくか?という設定の方が大事になってきます。

では結論から言いますが、YOUTUBEには流れというものが存在します。

急上昇に乗ったり、乗らなくてもトレンドの動画の形式というものですね。

そのトレンドに乗ることで、チャンネル初期でも関連動画に表示されて、初動から安定的にアクセスを集めることが可能になるわけです。

では具体的に、見ていきましょう。

最近だと、ワンピースの考察動画が伸びています。

ここまでは、普段からYOUTUBEを見ている人だと誰でもなんとなくは分かると思うんですが、もう少し解像度を上げてワンピースの動画を見ていくと、「ワンピースの反応集」というものがあるのが分かります。

44本の動画投稿で、すでに一番再生されている動画だと65万再生を突破。

直近の動画でも平均10万再生をこえています。

いつから動画投稿しているんだ?というと、2か月前。

つまり、2か月でこれぐらいの再生数になっているということです。

ここで考えなくてはいけないのは、他のチャンネルはどうなのか?ということです。

13日前に作られたワンピースの反応集で、すでに動画単体では6万再生をこえている動画もあるチャンネルがありました。

つまり、ワンピースの反応集という切り口が今はトレンドということです。

ワンピースの連載が最終回に近づき盛り上がる→考察チャンネルが伸びる→反応集という切り口が伸びるという流れになってきているわけですね。

こちらは49本の動画を上げているワンピースのチャンネルですが、実は当初は違う形式で動画をアップロードしています。

1年前の動画の再生数もすごいですが、今回の反応集の伸びをみて、またチャンネルを再開していることが分かりますね。

最新情報から考察するという視点から、当時の反応というところでどちらかというと、当時の気持ち的な情緒面を満たすようなコンテンツが受けているのが分かります。

1つのチャンネルの成功を経て、どんどん他のチャンネル運営者も参入してきます。

24本で3週間前に作られたチャンネルが、直近の動画1万再生をこえるチャンネルになっています。

つまり、今ワンピースの反応集のチャンネルを作れば、ほぼ確実に伸びるということが分かりますね。

こちらも同じフォーマットでチャンネルを作り、この再生数。

ここで考えないといけないのは、分解です。

ワンピースというジャンルで、反応集というフォーマットで伸びている…ということは、違う人気漫画で同じフォーマットでも伸びるという仮説がたちます。

おそらくですが、この読者の反応というのを先駆けたのはこのチャンネルかと思われます。

8か月前から反応集という切り口で運営しており、最初に紹介したチャンネルはワンピースが人気なので、専門のチャンネルをたちあげたという流れでしょう。

そしてここから分かるのは、反応集という切り口は安定的に伸びるということです。

YOUTUBEのコンセプトを考える時に大事な視点ですが、個人の見解を出していく主観的なチャンネルは属人性が高く、逆に反応集などの各々の意見を色々と出していくある種客観性が担保されているようなチャンネルは意見を羅列するだけなので属人性が低く誰でも運用しやすいです。

なので、外注を使ってアドセンスなどで稼ぐ人たちはこういったチャンネルへの嗅覚が異常に鋭く、フォーマットの優位性が確認されると同じようなチャンネルがどんどん生まれてきます。

私自身はこういったチャンネルは運営していないので、このチャンネルで暴露してしまいますが、この伸びている市場に伸びているフォーマットで参入するという考え方はYOUTUBEをハックする上で非常に大切になってきます。

今あなたがどんな市場に参入するにせよ、この伸びているフォーマットを何か活用できないか?考えてみてください。

というのも、実際に伸びているわけですから、十分応用できるはずです。

コンテンツホルダーや自分の商品に自信がある方は、主観的なチャンネルになりがちですが、実際に視聴者が求めているのは共感だったり、色んな人の口コミだったりします。

さらにここからの流れを予想しますと、ワンピースの反応集が増えてくると、今度は違う漫画の反応集が増えていくことが予想されます。

呪術廻戦の反応集は早速作られていましたね。

ワンピースの反応集に比べると再生数は少ないですが、2週間前に作られて投稿数6本で平均再生数は1000超えてるので、需要があってこのフォーマットで作っていくというのは今やれば手堅く再生数がとれるのが分かりますね。

コンセプトの決め方は、まず伸びているチャンネルを見る。

そして、伸びているチャンネルを見たら、他にも同じ切り口で伸びているチャンネルがあるかどうか?確認する。

また、なぜ伸びているか?時系列で確認することで、チャンネルの切り口を1つ高い抽象度で確認することで応用できるようになる。

今回の例で言えば、主観的な考察チャンネルの流れで、客観的なみんなの反応というのが反動で伸びたと予想。

この考察が合っているかは別にして、こういったことを考えることで「じゃあ自分のチャンネルはどういうコンセプトでいくのか?」という判断材料が増えます。

主観的なノウハウだけ語るコンテンツホルダーのありきたりなチャンネルではなく、視聴者の意見やその分野においてのみんなの感想などを取り入れる客観要素もあるチャンネルにしよう…みたいな仮説をたてることができるわけですね。

ぜひ、参考にしてみてください。