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YouTube登録者1000必達のポジショニング戦略

YOUTUBE分析ニキです。

今日は、登録者1000人は必達のポジショニングについて具体的なチャンネル名もあげながら語っていきます。

YOUTUBEチャンネルを作ろうと思っているんだけど、どういうチャンネルが良いのか分からない。

チャンネルはできたんだけど、何本かあげても再生数が100再生もいかない…ライバルのチャンネルは伸びているのに、自分のチャンネルは全然ダメで萎えてしまう。

悩んでいる人が多いようです。

また「良いコンテンツを作れば伸びる!」と思ってコンテンツ重視の考え方になっていないですか?

本当に世界で唯一のコンテンツであれば伸びる可能性もありますが、そうじゃない場合そもそもチャンネル設計の段階で勝負はついています。

つまり、ライバルがどういうチャンネルをやっていて、自分がどこのポジションをとりにいくかですでに勝負は決まっているということです。

逆にこのポジションをとることが分かれば、再生数は安定してむしろライバルの動画を利用して自分のチャンネルにアクセスを引っ張ってくることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

例えばですが、今回はファッション系のYOUTUBEを例にあげます。

大山シュンさんというファッション系のYOUTUBEを運営しているかたが、良い動画を出していました。

ファッション系の人の、ポジションをマップでかいていたんですね。

縦の軸は価格、横の軸はトレンドという形になっています。

このように、四象限に分けて考えるというのは非常に使えます。

視覚的にポジションが分かりますからね。

もちろん、この軸はジャンルによっても違いますし、切り口によっても変わります。

例えば価格の高い低い、トレンド性があるないでこの図だと分けていますが、理論か感覚かだったり、年齢でも分けれますよね。

あるいは、属人性のあるなし、客観的か主観的かなどでも分けれます。

一応大山さんの動画だとこのような配置になっていましたので、これを踏まえて考えていくと。

例えばですが、価格がめちゃくちゃ高いことのみを紹介するチャンネルというポジションが空いていますね。

その方向性も2つあって、価格が高くてなおかつトレンドを追うとなると、本当の服好きのデザイナーしか見ないチャンネルになりそうです。

あるいは価格が高くて定番品だけだと、今度は富裕層が見そうなチャンネルになりそうです、イメージですが。

あるいは価格が安くてトレンドだけだと、今度はオシャレな大学生、高校生が見そうですね。

価格が安くて定番だと、服などに興味を持ち始めたどちらかというと無難思考の大学生、高校生といったところでしょうか。

極端に想像しましたが、こういう形でどのポジションがあいているのか?そして需要があるのか?自分のリソースでできるのか?ひとつひとつ確認していくわけです。

これだけではなく、違う軸でも作ることができます。

例えば価格ではなく、主観的か客観的にするとどうでしょう?

主観的でトレンドなチャンネルは、服好きが服を紹介するチャンネル。

客観的でトレンドなチャンネルは、流行りやコレクションを網羅的に解説するレポートのようなチャンネルになりそうです。

主観的で定番なチャンネルは、昔ながらの品の良い定番品を紹介するノスタルジーなチャンネル。

客観的で定番なチャンネルは、服の知識などを伝えるチャンネルになりそうです。

実はここで出した軸というのは、複合的に使うことができます。

例えば、さきほどの図でトレンドを紹介しつつ、価格も中程度のポジションを狙うとしますよね。

でも先行者いるじゃんってなった時、簡単なのは後発でもクオリティを上げることですけど、それができれば苦労しないよと。

そんな時に、さきほどの主観と客観という要素を入れれば良いということです。

要素を分解して、視覚化することで同じようなポジションにいながら、差別化する切り口というのが見つかってくるわけです。

ライバルがトレンドを幅広い価格帯で主観的に熱く語っているなら、逆に自社ではトレンドを幅広い価格帯で定量的に語ることで、差別化することができます。

主観的客観的と分けましたけど、例えば年齢で分けることもできますし、女性受けというモテに振り切っても良いかもしれません。

こういった形で、なんとなく他社のチャンネルに似せる、あるいは違うチャンネルにするのではなく、視覚的に分かるようにして仮説をもってチャンネルを作ることで大きく外すことがなくなります。

中流層にトレンドを客観的に解説しているチャンネルはあるかな?という視点で今度はYOUTUBEをリサーチすれば、参入の余地があるかどうか分かるわけです。

俯瞰してみる方法をお伝えしましたが、要はチャンネルを構成する要素をズラして、需要があればOKなわけです。

例えばこのチャンネル。

ひたすらユニクロを紹介するという、公式もびっくりなチャンネルですが、これをZARAでやったらどうでしょうか?

もちろんユニクロほど再生数はとれないと思いますが、一定の需要は見込めるはずです。

ファッション系のユーチューバーの人たちがこぞって顔出しでやっている中、このチャンネルは顔を出さずに客観的なレビューに終始しているので面白いなと思いました。

このフォーマットでユニクロ以外のブランドをやることはもちろん、例えば男性のみや女性のみと性別で分けてもいいかと思います。

ポジションを視覚化すればもちろん分かりやすいですが、同じようなチャンネルが少ない場合、単純に1つの要素をズラすだけで似たような伸び方をするので、ぜひ参考にしてみてください。

あとは、ターゲットを絞るということで差別化することもできます。

例えばですけど筋トレしてる人向けのファッションチャンネル。

実際に筋トレ系のユーチューバーの人がオマケでユニクロなどの動画を出しているだけで、パっと見た感じマッチョの人がファッションを語るチャンネルなどもまだありません。

このチャンネルは料理系にマッチョが参入した事例ですが、ターゲットはっきりしていて良いですよね。

筋トレ系の人が企画単位で料理動画を出すことはあっても、筋トレの人専門の料理チャンネルはなかったわけです。

このように、ターゲットを絞ることで明確に他のチャンネルと違う形で打ち出すことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

また他にも気になることがあったら、コメント欄で質問していただけると嬉しいです。

それでは。